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2023/02/09

「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」に採択

特定非営利活動法人ASHA(以下、ASHA)は、パナソニック ホールディングス株式会社が行うNPO/NGOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」の助成団体に採択され、1月27日(金)にパナソニックセンター東京にて開催された助成金贈呈式に参加しました。



  • Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGsについて 「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」は、社会において重要な役割を果たすNPO/NGOが、持続発展的に社会変革に取り組めるよう支援する助成です。 SDGsの大きな目標である「貧困の解消」に向けて、 NPO/NGOを対象に「海外助成」「国内助成」の2つのプログラムで、組織課題を明らかにする組織診断や、具体的な組織課題の解決、組織基盤の強化にむけた、様々な取り組みを応援しています。 ASHAはこの度「ネパールの医療アクセス改善事業を持続・発展させるための組織診断・組織基盤強化事業」として採択されました。

    Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs 公式サイト: https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary.html


  • ファンド応募の背景と今後の展望 ≪応募背景≫


    これまで7年間ネパールにて現地自走型の医療提供体制の構築を支援しており、近年は現地ニーズや国内での賛同者の拡大を受け団体の活動内容が広がってきました。一方で、プロボノ中心での組織運営のためコミットメントに波があることや、組織基盤強化に充当できる財源や知見・ノウハウが不足している現状があり、計画の遂行・拡大期にある組織の発展のためには外部のサポートや人材育成、寄付獲得のための投資が喫緊の課題であったため本助成に応募しました。


    ≪組織基盤強化≫


    規模拡大に応じた財政基盤の確保や、必要人材の確保、組織体制の最適化、エンゲージメント維持・向上の仕組化などを強化することを目的に、外部コンサルタントの伴走支援を得ながら3つのステップで組織基盤強化に取り組みます。



≪今後の展望≫ 組織として継続的・安定的に活動できる財政・人的基盤を整備し、認定NPO法人を目指すと同時に、プロボノメンバー主体での組織運営を新たなNPOのモデルとして構築し、ソーシャルセクターの活性化に貢献していくことを目指します。また、団体理念である「Basic Health Rights for All どこに生まれても安心して健康に暮らす権利を、みんなに」の実現に向けて、これからもネパールの医療課題に取り組んでまいります。

  • 採択にあたってのコメント ASHA 代表理事 任 喜史 この度、Panasonic様より伝統ある「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」を頂戴し、本格的な組織基盤強化に着手することになりました。弊団体を対象団体に選出いただきましたこと、心より御礼申し上げます。 弊団体は2015年創業、2017年法人設立のまだまだ若く、小さな団体です。雇用は原則ネパール側とし、日本メンバーはプロボノ中心で運営してきましたが、頂いた助成を最大限活かしながら中々着手できていなかった組織基盤の強化に取り組み、医療が届きにくい環境の改善をより力強く推進する所存です。私達の挑戦を応援していただけますと幸いです。 ASHA 事務局次長 寺下 和志(PR・ファンドレイジング担当) この度は、「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」に採択いただき、誠にありがとうございます。今年度、「企業フィランソロピー大賞」に選ばれた歴史ある助成プログラムに採択いただき、大変光栄に感じております。 弊団体の国内組織はプロボノ主体で運営しており、限られた活動時間など難しい面も多々ありますが、この特殊性を活かし新たなNPOの運営モデルを構築し、ソーシャルセクターの活性化に貢献していきたいと思っています。弊団体にとって今後を左右する大きなチャレンジにみなさまの応援をいただけると幸いです。

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